fu-kiyaのこだわり
Your Smiles, Our Plans
設計コンセプト
1階に主寝室を配置する。
1階に主寝室を持ってくることで、将来歳老いても1階だけで生活できる。2階に寝室を設けてしまうことで、将来増築や改築に費用が必要になって、また使わない部屋が増えるだけになる。不経済です。
家は生涯住むものとして先々のことまで考えた計画が大切です。
家を長持ちさせる工夫
家にとって風が通る道はとても大切なことです。 風が通ることで、床下を乾燥させ白蟻の被害を防ぐことができます。
敷地ギリギリに家を配置すると、境界ブロックで床下を通る風がまた床下に戻ってしまうリバウンド現象につながってしまいます。少しの工夫でこの現象を回避することができます。建ててから床下の湿気に気付いても、もうその時には家をずらすなどということができません。これも計画段階でしっかり計画をすることで、回避できます。
室内を通る風の道も大切です。室内を風が通れば暑い日でも快適に過ごせます。この時大切なことは、風が抜けていく窓との関係性が最も大切です。階段を利用した煙突効果で、暑い空気を2階の窓から抜く道です。出来るだけ夏場は直射日光を室内に入れない工夫(縁側や庇)をプランで計画することも同時に必要です。
家の向きと庇の出幅をうまく利用し、夏の強い日差しを遮り冬の温かい日差しを室内に取り込むことが、1年を通して快適に過ごすコツとなります。
経年変化に備える工夫
50年、あるいはそれ以上住むことになる家には、必ず経年変化があります。
例えば、フローリング。早い場合は10年もすると目には見えないたわみが生じます。一般に、床を支える大引き(横柱)は通常の建築では三尺(約910mm)間隔で施工しますが、当社ではその半分の一尺五寸(約455mm)間隔で施工します。大引き(横柱)が多いとそれだけたわみも出にくいですし、長期的にたわみが発生したとしてもごく小さなものに留められます。
床以外でも、外壁は交換や塗り替えをできる限り長期間しなくていいような素材を選定し、断熱材も長期間にわたって断熱効果を維持できる素材を選んでいます。
心地よく暮らせる工夫
家と湿度の関係は一番大切なことです。
風の通り道などで工夫するだけでは、夏の不快な湿度を下げるにも限界があります。また、冬の乾燥で肌荒れや、風邪をひきやすくなったりと湿度は日本にとって最大の問題です。昔の家のように、木と紙と土だけで出来た家なら家そのものが調湿をしてくれましたが、現代の家ではそうもいきません。出来る限り調湿ができる素材を使う事で、快適で心地いい暮らしができます。
例えば調湿壁を使うことで、壁が湿度を調整してくれます。コストが気になる方もおられるかと思いますが、すべて調湿壁にすることはありません。必要でない箇所に調湿壁を使っても、コスト高だけではなく過乾燥の原因にもなります。うまく使うコツが必要です。
また、日差しとの関係で、縁側の必要性もお話ししましたが、縁側を取ることでの断熱効果や、カーテンの代わりに障子を使うことで調湿もできます。障子は木と紙ですから。
床材も針葉樹系の床を使うことで、調湿をしてくれます。無垢の床なら夏場の足裏のジメジメや、冬場スリッパなしで温かく感じることもできます。柔らかい素材ですので、足腰の負担も減ります。歳をとっての家の中での事故は交通事故より多いのです。スリッパを履いていて躓くことも多く、脱いだり履いたりするときの転倒も多いです。無垢の床ならスリッパもいらず安心安全な素材といえます。
家事動線の工夫
プランは住む方それぞれ違います。
共働きか、専業主婦か。また休日の過ごし方や、仕事を終えて帰ってからの生活など。それぞれ違って当たり前です。その家族に合ったプラン計画になっているのか?私たち風木家は、そのご家族にとって一番生活しやすいプランの提案を心がけています。少し時間をかけて、じっくりそのご家族を理解したうえで計画に取り掛かることを信条としております。
意外と見落としがちな家事動線ですが、基本プランを基に押し付けてはいけないと思います。どういった家事労働を日々しているのか?また癖があるのかまで理解してプランを立てます。1日20分家事労働の効率化が出来れば、月に600分、10時間家事労働の節約になります。その余った時間の有効活用を想像してみてください。
間取りなどどこでも似たり寄ったりだと考えていませんか?せっかく生涯の財産である家を建てるのですから、もっと真剣に私たち風木家と一緒に考えてみませんか?
SDG‘s(持続可能な開発目標)の工夫
当社は、企業の社会的責任としてSDG’sに適合した住宅を提供する責務があると考えていますし、その家に住んで頂く施主様にもSDG’sな暮らしを楽しんで頂きたいと考えています。
断熱材、サッシなど当社が使用する建材は全て次世代省エネ基準をクリアしています。その中でも、化石燃料を使用している建材は極力使用しないように心掛け、社名が表しているように出来る限り天然素材を使用するように努めています。